なぜ限定コミュニティが必要か



こんにちは! ここは限定コミュニティ「2Dクリエイター友の会」公式ページです。

当コミュニティは、イラスト、ゲーム、シナリオ、漫画、アニメ、映像など2D系コンテンツを志す、プロ・アマを問わないクリエイター向けの総合コミュニティです。イラストレーター、作家、漫画家、アニメーター、動画、声優、音楽家、プロデューサーなど、さまざまな人脈を形成し、相互の「教え合い」を支援するものです。

僕たち(本条靖竹 @yasutaketinと47AgDragon(しるどら) @47AgD)が、クリエイター向けコミュニティ「2Dクリエイター友の会」を始めようと思った理由について書こうと思います。
ここ数年、ずっと問題意識として持っていた事への、ひとつの解決策になればと思っています。

(1)業界の専門化、水平分業化(フラット化)が進んでいて、入門しにくくなっている


「水平分業」とは、各個人・企業がそれぞれの得意分野に特化し、各工程を横に広がるように分業していく生産形態を指します。
あらゆるジャンルで「アウトソーシング(外注化)」が増えてきています。最近は秘書や経理、電話サポートまで外部の個人や会社に委託するのがトレンドですね。
僕は小さなPCゲーム会社を経営していますが、やはりあまり社員として抱え込まず、社内でまかなえない部分の塗りや音楽、通販の発送などは外部の方にお願いする事が殆どです。
現在のところ国内メインですが、今後、国外に依頼していく事も増えると思います。
例えば、iPhoneは中国の会社が組み立てているので有名ですよね。フィギュアだって中国で作っています。
国内国外問わず、それぞれの持ち味を発揮できる方向に進むのが効率的という事です。日本のアニメは、すでに韓国、中国の動画スタジオがなければ作れないとも言われています。
自由な取引(貿易)の発展とデジタル化・ネットの普及が原因だと思いますが、これをフラット(水平)化と呼びます。
その傾向はこれからもどんどん進んでいくと思います。コンテンツ業界もその例外ではありません。
それぞれ専門的な能力を持つクリエイターは、自分が得意な分野にだけ専念するのが効率的です。
色んな取引先と仕事をする機会も増えるのでその傾向自体は良いと思いますが、マイナス面もあります。

マイナス面とは、まず「新人はまず会社に入って業界の基礎を学ぶ」という門戸が確実に狭まっている事です。
若い人が安定した環境で仕事に必要なスキルを学んだり、人脈を形成する機会を失いつつあると思うのです。
たとえば、どのゲームメーカーも大学新卒、専門学校新卒といった「即戦力ではない」人材をあまり雇わないのです。
「同人活動や画像・動画投稿サイトで腕を磨いてからおいで」というのが偽ざる本音かもしれませんし、「社員は固定費削減のため少ない方が良い」という考えもあります。
ある程度実績がないと、その人のクリエイターとしての素質が見極められないという理由もありますし、そうしなければ競争に負けてしまう、新人を育成するコストをなかなか負担できないという厳しい現実もあります。

結果として、失礼ながらまだフリーとして食えるスキルじゃないでしょ…というレベルの人がフリーでごろごろしています。腕が足りなく、まだ仕事を依頼できない人が募集に殺到します。
もちろん単価も高くなく、速度もなく、リテイクを喰らったりメーカーで修正されたりするので、あまり稼げません。
(独学でスキルを身につけられるタイプもいますが、そうじゃない人の方が多いです。)
本来、独り立ちできる腕を身につけてからフリーになるべきなのに。

一方で、IT環境の発達によって、個人で出来る事は確実に増えているのも事実です。
ノートパソコン一台とネット環境と、あと絵描きはタブレットでもあれば、たいていの事はできてしまうのではないでしょうか。
でも、「今の環境からなかなか抜け出せない」という悩みを持っている人は多いと思うんです。
それは、仲間に触発されたり、上昇のきっかけを与えてくれる出会いがなく、「個人がばらばらになっている」からではないでしゅうか。
どうすればプロになれるのか、その糸口が見えず必死に悩んでいる志望者は多いのではないでしょうか。
必要なのは「出会い」や「きっかけ」かもしれません。

また、たとえ一人で仕事できていても、ばらばらになってしまった環境で、どこか寂しさを感じている人も多いのではと思います。
自分が得たスキルを誰かに教えたい、そして自分も教えられたい、というのはとても自然な感情だと僕は思います。
スキルや生活の知恵など、色んなことを「教え合う」出会いのある環境は、創作にも刺激と喜びをもたらし、僕たちの生活の質(クォリティ・オブ・ライフ)を上げ、充実させると思います。

最近は、「ノマド」という生き方も注目され始めていますね。
かくいう僕も、MacBook Airを持って喫茶店や図書館で執筆し、資料を読んだりします。
ネットでデータを送れるので、物価の低い田舎や海外で仕事をしても良いのかもしれません。
働き方として、「満員電車に乗って会社に通う」か「自宅の仕事部屋にこもる」かの二択ではなくなってきています。
多様な生き方があり得るはずだし、多様な生き方に応じた情報交換の場が求められていると感じるのです。

(2)正当な対価を得るための、プロ意識や正しい知識を身につける必要がある


仕事で正当な対価を得るためには、スキルだけではなく、いわゆる「プロ意識」「正しい知識」も身につけることがとても大切だと思います。
クリエイターは、誰かのプロ意識の高さに感化されて成長する事が多いと思います。意欲の高い人ほど、より意欲が高く、尊敬できる目上の人や仲間が欲しいのです。

それに、そんなに大きな額でなくても、やはりお金がなければ生活できませんよね。
収入を上げ、悪質な業者に買い叩かれないためには、正しい知識や交渉術、ビジネスの考え方を学ぶ必要があります。様々な契約や、常識的な仕事のマナー、または同人活動の仕方などについて、率直な相談をする相手が欲しい方は多いのではないでしょうか。

でもそんな事を不用意にネットで書いてしまったりすると、意図しない情報のまとめ・拡散があったり、検索結果に残ってしまったりして、関係者への悪影響が気になってしまいます。そういった事を気にして口をつぐむ事も多いのではないでしょうか。

そういった事を相談したり、知識を身につけるのは、クローズドで信頼のおける場が良いと思います。

(3)既存の組織はあまり役に立っていないので、相互扶助のコミュニティが必要


これまでに書いたようなニーズを満たす「組織」が、今存在しているでしょうか。
たとえば学校はどうでしょうか。
ウチの会社にも専門学校卒が数名いるので、話を聞いたりしますが…。
はっきり言って、専門学校などは、その内容に比べてコストが高すぎます。年100万〜200万とか…。(-。-;)
皆、奨学金という借金を抱えて社会に出てしまうのです。あれは「親の不安」を解消するためのものだと思います…。
大学はどうでしょう。学問を身につけられたら良いですが、新卒での就職に失敗したら、やはり行き詰まってしまうのではないでしょうか。
では、望みの仕事を得るコネクションは、どこで得られるのでしょうか?
匿名のネット掲示板やTwitterでやみくもに募集したところで、良い繋がりはなかなかないものです。
業界交流会や飲み会に参加し、高い出費をしても、あまり得られるところもなく帰る事も多いのではないでしょうか。

限定コミュニティが、困った時に助け合うような、相互扶助の場の一つになれば、素敵な事だと思います。
オンラインでの交流がメインなので、地理的、時間的な制約もありません。
ときおり開かれるオフラインでの交流で、友達や仲間を作ることもできます。会員同士で自由に研究会やサークルを作っても良いでしょう。

今は激しい変化の時代だと思います。便利な時代だと思いますが、コネクション形成に失敗すると、孤立していく傾向も感じます。
個人が「孤立」しないように、便利になった環境を大いに利用し、自由な創作を楽しむべきだと思います。

必要なのは、安心して話せる場所と人、そして長期的に信頼できるつながりではないでしょうか?

以上、「2Dクリエイター友の会」を設立するにあたっての考えを、3つのポイントから説明しました。言葉足らずな部分もあるかと思いますが、共感してくれた方は、参加を検討してみてはいかがでしょうか。

必要なのは、Facebookのアカウント、クレジットカード、PayPalアカウントの3つ。
会費は、月1500円(税抜)。
この金額が高いか安いかは、皆様のご判断にお任せします。
ただ、飲み会に参加するよりは濃い参加体験ができるとは思います。

詳細と入会申請は、入会案内のページからお願いします。